令和6年能登半島地震研究特設サイト

研究チーム紹介

本研究チームの紹介です.

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本チームについて

本研究チームは,令和6年能登半島地震の海洋調査を行う有志による研究チームです.

主要メンバー(金沢大学 地球惑星科学コース教員)

ロバート・ジェンキンズ

准教授

メッセージ

深海の極限環境(熱水・湧水・鯨骨・沈木)の生物や生態系の進化を,化石と現生の両面から研究しています.

最近は,クジラや白亜紀であれば首長竜などの海棲脊椎動物の遺骸に群がる生物たち,すなわち,鯨骨群集や竜骨群集の研究を行っています.

令和6年能登半島地震の発生以降は,津波のあった能登町から珠洲の沿岸において海底の変化や生態系への影響・回復過程についての調査を中心に実施しています.また,輪島市門前の黒島海岸や鹿磯漁港における地震で隆起した海岸生物についての調査も行っています.

佐川拓也

准教授

メッセージ

過去の地球で起こった気候変動を海洋の状態を復元することで理解しようと研究を行っています。特に、深海底に堆積したプランクトンの殻化石から、プランクトンが生きていた時代の海洋情報(海水温、塩分、生物生産、溶存酸素など)を読み出す研究を行っています。

令和6年能登半島地震の発生以降は、地震動や津波が沿岸海域に与えた影響を海底堆積物の解析から調査しています。

臼井 洋一

准教授

メンバー(金沢大学 他研究域教員)

佐藤圭

講師

メッセージ

普段は主に貝類を研究対象として、化石記録から形態形質の分岐パターンを推定したり、形態形質を制御する環境要因や遺伝的メカニズムを解明することで、生物の多様性はなぜもたらされたか?という疑問に答えるべく研究に取り組んでいます。令和6年能登半島地震の発生以降は,地震後の海洋生態系に注目しており、特に地震によって大きく隆起した沿岸の生態系の影響と回復プロセスについて継続的な調査を実施しています。