
2025年1月13日-15日に実施した海洋調査によって,珠洲市沖の水深7mから30mの範囲で奥能登豪雨によって流出した考えられる泥が海底を広く覆っていることが明らかになりました.
令和6年能登半島地震から約1年経過したタイミングで,能登町九十九湾および珠洲の沖合,水深約50mまでの範囲で海底堆積物の採取を,東京大学大気海洋研究所の協力の下,実施しました.
今後,採取した堆積物の解析を進め,海底環境の変化や海底に生息する生物(底生生物)の回復過程の追跡を行う予定です.
調査期間:2025.1.13-15
ジェンキンズがNHKラジオ第1のNHKジャーナル(夜10時から10時55分に出演予定です.令和6年能登半島地震や2024年9月の奥能登豪雨による海の中での変化をお話しします.
詳細:NHKジャーナル
金沢大学が令和6年能登半島地震発生から実施してきた活動報告会です.
シンポジウムの第1部においてチームメンバーの佐川拓也准教授が約15分ほど,珠洲沖ー能登町沖で実施してきた海底調査の概要をお話しします.
情報掲載日:2025年1月18日
富山大学,京都大学とともに,富山湾南部で水中ドローンによる海底調査を実施しました.これにより,令和6年能登半島地震によって生じ,富山湾南部域に予想より早い到達となった津波の発生源となったと思われる海底地すべり跡の撮影に成功しました.
この成果をプレスリリースしました.少しだけ,解説記事を書きましたのでご覧ください.記事はこちら.
令和6年能登半島地震による海洋などへの影響を探るために,金沢大学地球惑星科学コースの有志教員による海洋調査チームを立ち上げました.
チームの活動や研究成果を報告するウェブサイトをオープンしました.まだできたばかりで掲載情報が少ないですが,今後順次アップデートしていきます.よろしくお願いします.